夏コミの当落発表も早いものでもう今月末。 「月と風と薔薇と偽りの王女」の体験版頒布に向けて、 作業を進めている最中です。
これまであまり情報を出せませんでしたが、 近いうちに専用ページを公開できる予定ですので、 ぜひともよろしくお願いします。
ゲームをどういう環境で作ってるかということについてちょっとお話ししようと思います。 こういう話ってなかなか見かけないので、こういう紹介もおもしろいかなということで。 (他の方の話も聞いてみたいなぁ)
さんかく工房のスタッフ間のやりとりですが、 イベントの時とかに集まって、直接に話をすることもないわけではないですが、 ゲーム制作途中では、ネット上でのやりとりが中心です。 主に、メッセンジャー・日記・IRCを使われています。
メッセンジャーは、リアルタイムで会話ができるので便利ですね。 ネット上でのやりとりだと、どうしても意思疎通に時間がかかりがちなので、 リアルタイムに話ができる手段はあるといいですね。
日記スクリプトは、スタッフページに一人一つずつ設置しています。 スタッフ全員に告知したい話とか、ちょっとまとまった話を書くときとかに 使われている感じです。
IRC では、月に1回、進捗と予定を確認する会議をしています。
ファイルのやりとりですが、 絵関係は専用の Web アップローダを作って、そこに上げてもらっています。 右の画面みたいな感じですね。 上げる際の操作が簡単で、一覧としても見やすいのでアップローダを使ってみました。
テキストは、Wiki に上げてもらってます。 ただ、Wiki 上でいじることはあまりなくて、アップローダ代わりとして使ってるという感じですね。
上げてもらった素材を使って、実際に動くものを作る作業は私が担当しています。 作っている途中の様子をスタッフに簡単に見てもらうようにするため、 ボタン一つでこちらのデータがスタッフの手元に 配信されるような仕組みを作って運用しています。
その他、細かい話はいろいろあるのですが、 おおまかに言うとこんな感じですね。 ゲーム制作をスムーズに進められるような環境を目指していきたいなと思っています。